二代目 柿田 兼志
各地にある神楽団体は、それぞれ伝統と誇りをもっています。 古きを重んじこだわるところ、新しい斬新なものを求めこだわるところ、様々です。 柿田勝郎面工房ではそのこだわりに、いかにこだわれるかが当工房の役目とし、神楽団体のご要望には常に白紙の気持ちで取り組む事を心掛けております。
1942年
初代 柿田勝郎 島根県浜田市に生まれる
1972年
独学で石見神楽(長浜技法)作りへの道へ入り『柿田勝郎面工房』を立ち上げる
1982年
『島根県ふるさと伝統工芸品』として指定される(柿田勝郎)。以来、石見地方から広島を中心とし神楽団体の面を制作・復元する。近年では全国各地の祭りで使用される面、劇団・舞踊・大衆演劇など様々なご要望に応え制作し、石見神楽面の普及に力を注ぐ。
1988年
息子・兼志がふるさとである島根県浜田市に戻り10年間の修行
2008年
『島根県優秀専門技能者』に認定される(柿田兼志)。柿田勝郎面工房は日々、伝統を絶やさぬよう『石見神楽面』の制作・普及に二代で励む。
2015年
広島・島根神楽面作家交流展(ギャラリー森)多年にわたり『石見神楽の保存継承』に寄与したとの事で浜田市長より表彰を受ける。
2020年
長年、地域の伝統文化の継承・観光及び商工業の振興に貢献してきたことを評価され、「地域芸能大賞支援賞」を一般財団法人地域伝統芸能活用センターより受賞する。
2023年
二代目 兼志が『柿田勝郎面工房』代表を引き継ぐ。
近年では、海外(アメリカ・中国・韓国・ブータン・インドネシアなど)・秋篠宮家、ブータン国王などの献上品としても収められている。
初代 柿田勝郎